
LOVE SONGS 4 YOU
naoが結婚したので、そのお祝いとしてライブで再結成は嬉しいのですが
CDリリースはソニーミュージックの暴利を貪る姿が容易に想像できて萎縮してしまいます
やはり世間ではI WiSH、川嶋あい=「明日への扉」というカラーが強すぎる
「明日への扉」は95万枚の大ヒットを記録し、I WiSHの名前を全国に轟かせましたが、
それ故、一発屋という評価をされることも珍しくありません
しかし昔から見ているファンにしてみれば、川嶋あいは色々なことに挑戦しつつも、いい曲、いい音楽を提供しつづけており、
実際に安定したセールスを保っているのでそういった評価は心外なのです
ただ、こうやって"I WiSH再結成" "恋愛三部作の続編" "明日への扉のバージョン違い"
なんてやられてしまうと思っちゃうんですよ「いつまでやってるの?」って
これだと過去の栄光にすがってると言われても仕方ありません
彼女はいい意味でこれらの過去のしがらみみたいなものを2007年で振り払ったと思っていたのに、
またここで逆戻りしてしまいました
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一通り聴いてみた感想として、思っていたよりも良い出来でした
「明日への扉」は5年も経ち声質が変わりながらも、そこまで違和感ありません
「ふたつ星」は殆んど前と変わっていないので、再録してないのかもしれません
「約束の日」はサビの高音がさすがにキツそうでした
「永遠というこの瞬間に」はアレンジが多少ゴチャゴチャしすぎる感じはありますが、そこそこ良い曲です
とはいえやはり「明日への扉」などを聴くのであれば、あの頃の透明感がいいので、
こうして再録してのリリースにあまり意義は感じませんでした
また、「I WiSH」の写真も2年前に撮ったものが1つだけポツンと載っているだけで、全体的に作品としての意欲もあまり感じられません